[初心者必読] 初めてのお遍路旅。第三十八番札所 金剛福寺 |四国88カ所

四国八十八カ所
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第三十八番札所 金剛福寺

第三十七番札所「岩本寺」から第三十八番札所「金剛福寺」へ、約87km(徒歩約26時間3泊4日はかかります。自動車約2時間30分)四国霊場の札所間では最長距離で、まさに「修行の道場」です。

これまでの札所の雰囲気とは異なり、南国ムード漂う亜熱帯植物の自然林に囲まれて、四国最南端までやってきたことを実感させてくれます。

一帯は土産店などが立ち並びとても賑わいを見せています。

足摺岬周辺を散策し荒々しい絶壁の灯台そばの展望台から見渡す水平線と、夕日を眺めあしずり(足摺)温泉郷で疲れを癒すのも良いものです。

 

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四国最南端の足摺岬に立つ「金剛福寺」

四国の最南端、金剛福寺は足摺岬の先端に位置し、足摺岬灯台を見渡せる展望台も近くにあります。

境内の仁王門をくぐると境内は3万6千坪。

本堂はじめ、多宝塔、十三石塔など池を取り囲むように堂宇が並び、周囲をアコウやビロウの原生林が囲むように広くゆったりとした境内です。

弘仁13年(822)に弘法大師が嵯峨天皇の勅願で開いた。

天皇直筆の扁額「補陀落東門」に示されるとおり、紀州・補陀落寺と並んで補陀落渡海信仰の中心だった。

 

この寺は源氏一門の信仰も厚く、源満仲は多宝塔を寄進、その子頼光は諸堂を整備した。

平安時代後期には観音霊場として信仰され、後深草天皇の女御の使者や和泉式部などもこの寺を訪れています。

そして、藤原師が土佐ノ荘園を寄進するなどして次第に寺は栄えていった。

江戸時代に入っても土佐藩主山内家の保護を受け復興。

 

 

大師亀の頭をなでるとご利益

その境内で目を引くのは、色合いも様々な大きな岩がたくさん配置されています。

弘法大師は沖の岩で修行するために亀を呼んで渡して貰ったというエピソードがあり、手水舎の亀、本堂への通路左側にある「大師亀」は、頭を撫でるとご利益があるそうです。

また、大師因縁の「足摺七不思議」といわれる遺跡が、岬の突端をめぐるように点在している。

次の第三十九番札所「延光寺」までは約55mの道程です。

 

 

蹉陀山 金剛福寺(さださん こんごうふくじ)

宗派:真言宗豊山派

本尊:三面千手観世音菩薩

開基:弘法大師

創建:弘仁13年(822)

御詠歌:補陀洛やここは岬の船のさをとるもすつるも法のさだ山

真言:おん ばざらたらま きりく

〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬214-1

アクセス:土佐くろしお鉄道中村駅から、足摺岬を目指す方向で国道56号線⇒国道321号線を走り、土佐清水市以布利で県道27号線に左折。そのまま直進します。

TEL:0880-88-0038

拝観料:境内無料

駐車場:普通車40台無料

宿坊:あり

見所:足摺岬灯台、あしずり温泉郷、見残し海岸

 

 

足摺の七不思議

足摺岬には弘法大師が建立した四国八十八ヶ所第三十八番札所「金剛福寺」があり、それにまつわる数々の「不思議」が遊歩道沿いに点在しています。

それを総じて「足摺七不思議」と呼んでいます。

足摺岬灯台や椿のトンネルを通る遊歩道沿いにありますのでぜひ見つけて下さい。

※七不思議とは、不思議が七つあるという意味ではなく、多くの不思議があるという意味です。

 

1.ゆるぎ石

弘法大師が金剛福寺を建立した時発見した石。乗り揺るがすと、その動揺の程度によって孝心をためすといわれています。

2.不増不滅の手水鉢

賀登上人と弟子日円上人が補陀落に渡海せんとしたとき、日円上人が先に渡海していったので非常に悲しみ、落ちる涙が不増不滅の水になったといわれています。

3.亀石

この亀石は自然石で、弘法大師が亀の背中に乗って燈台の前の海中にある不動岩に渡った亀呼場の方向に向かっています。

4.汐の満干手水鉢

岩の上に小さなくぼみがあり、汐が満ちているときは水がたまり、引いているときは水がなくなるといわれ、非常に不思議とされています。

5.根笹

この地に生えている笹はこれ以上大きくならない笹だといわれています。

6.大師一夜建立ならずの華表

大師が一夜で華表(とりい)を造らせようとしたが、夜明け前にあまのじゃくが鳥の鳴真似をしたため、夜が明けたと勘違いし、やめたといわれています。

7.亀呼場

大師がここから亀を呼び、亀の背中に乗って前の不動岩に渡り、祈祷をされたといわれています。

8.大師の爪書き石

これは弘法大師の爪彫りといって、「南無阿弥陀仏」と六字の妙号が彫られています。

9.地獄の穴

今は埋まっていますが、この穴に銭を落とすと、チリンチリンと音がして落ちて行き、その穴は金剛福寺付近まで通じるといわれています。

 

 

足摺岬灯台

足摺岬は四国最南端に位置し、足摺宇和海国立公園に指定されています。

荒らしい断崖絶壁の上から望む青い太平洋の景色は見ものです。

岬周辺には足摺の景色には欠かせない白亜の足摺灯台、高さ18m、光度46万カンデラ、光達距離38km。

わが国でも最大級の灯台のひとつで、大正3年(1914)に点灯されて以来、すっと沖をいきかう船の安全を見守りつづけています。

また、椿が茂る遊歩道が整備され大自然を感じながらゆっくりと散策もできます。

「日本の灯台50選」 所在地:高知県土佐清水市足摺岬

 

天然温泉「あしずり温泉郷」

開湯の歴史はおよそ1200年前まで遡り弘法大師が金剛福寺を建立した際、谷川より湧き出ていた湯に浸かって疲れを癒したのがはじまり。

その後も人々の疲労を和らげ、怪我の治療のためにこの温泉を利用したと伝えられています。

約150年前に「虎年の大変」と呼ばれる日本最大級の地震による地殻変動が起こり、温泉の湧出はストップしていましたが、平成元年に源泉の掘削が行われ平成11年に現在のあしずり温泉郷が誕生しました。

現在は、足摺岬周辺にある8ヵ所のホテル、旅館が温泉を引き「あしずり温泉郷」として観光客を迎えています。

あしずり温泉は「蒸気灘」から湧出するラドンを含む良質の天然温泉です。

源泉名:あしずり温泉、泉質:単純弱放射能冷鉱泉(ラドン・フッ素含有)(療養泉)

効能:神経痛、冷え性、関節痛、慢性消化器症、筋肉痛

 

 

見残し海岸

「見残し」という地名の由来は昔、千尋岬の西側に突き出し、弘法大師がこの地を見残した事からはじまったと言われています。

見残し海岸は難所でグラスボートで渡ります。

海岸には一周約1時間、半周約30分の遊歩道が設けられ、海岸の波と風によって蜂の巣のような穴が開く「蜂の巣城」、人魚御殿、つつみ岩、愛情の岩など見逃せない迫力ある自然の風景です。

竜串海岸と同じように様々な奇岩・奇勝があります。

所在地:高知県土佐清水市竜串。

 

 

四国八十八カ所地図

1番 霊山寺

2番 極楽寺

3番 金泉寺

4番 大日寺

5番 地蔵寺

6番 安楽寺

7番 十楽寺

8番 熊谷寺

9番 法輪寺

10番 切幡寺

11番 藤井寺

12番 焼山寺

13番 大日寺

14番 常楽寺

15番 国分寺

16番 観音寺

17番 井戸寺

18番 恩山寺

19番 立江寺

20番 鶴林寺

21番 太龍寺

22番 平等寺

23番 薬王寺

24番最御崎寺

25番 津照寺

26番金剛頂寺

27番 神峰寺

28番 大日寺

29番 国分寺

30番 善楽寺

31番 竹林寺

32番禅師峰寺

33番 雪蹊寺

34番 種間寺

35番 清瀧寺

36番 青龍寺

37番 岩本寺

38番金剛福寺

39番 延光寺

40番観自在寺

41番 龍光寺

42番 仏木寺

43番 明石寺

44番 大宝寺

45番 岩屋寺

46番浄瑠璃寺

47番 八坂寺

48番 西林寺

49番 浄土寺

50番 繁多寺

51番 石手寺

52番 太山寺

53番 円明寺

54番 延命寺

55番 南光坊

56番 泰山寺

57番 栄福寺

58番 仙遊寺

59番 国分寺

60番 横峰寺

61番 香園寺

62番 宝寿寺

63番 吉祥寺

64番 前神寺

65番 三角寺

66番 雲辺寺

67番 大興寺

68番 神恵寺

69番 観音寺

70番 本山寺

71番 弥谷寺

72番曼茶羅寺

73番出釈迦寺

74番 甲山寺

75番 善通寺

76番 金倉寺

77番 道隆寺

78番 郷照寺

79番 天皇寺

80番 国分寺

81番 白峰寺

82番 根香寺

83番 一宮寺

84番 屋島寺

85番 八栗寺

86番 志度寺

87番 長尾寺

88番 大窪寺

お礼参り

高野山奥の院

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旅と散策