東北地方の湯どころ -山形県編-

温泉、芭蕉の道、城下町

山形県は全市町村から湧き出る源泉は数多く、蔵王温泉、銀山温泉、肘折温泉、天童温泉、湯田川温泉など。

観光資源に恵まれた山形県は、天童の春を彩る「人間将棋」や山形花笠まつりなど魅力的なイベントも数多いため多くの旅行者が足を運ぶエリアです。

米沢市には戦国期の名将上杉謙信を祀った上杉神社があり、山形市には国の史跡に指定されている山寺「立石寺」など、歴史遺産も豊富なのが特徴です。

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東北地方の湯どころ 山形県

大正ロマン漂う 「銀山温泉」

17世紀初めから続く歴史ある銀山温泉は、その名の通り昔は銀の鉱山として栄えた温泉です。

奥羽山脈を望む素晴らしい自然の中、銀山川をはさんで建ち並ぶ木造りの旅館街は、三層四層の木造バルコニー建築であり外装には鏝絵(こてえ)が施されています。

また、銀山川には多くの橋が架かり、歩道にはガス灯が並んでいます。

「家並み保存条例」 により守られているその景観はレトロで、まさに大正時代そのものです。また冬の美しい銀山温泉の風景も魅力的です。

米沢城址「松が岬公園」

米沢城の城址に広がる、1874(明治7)年に市民に開放された公園です。

公園の周囲は濠に囲まれ、米沢城址本丸の濠沿いに約200本のソメイヨシノが咲き誇り、100年を越す古木が多く、濠の水面に映える情景がとくに美しい。

桜の開花シーズンには米沢上杉まつりが開催され、公園一帯には懐かしい露店が軒を連ね、多くの観光客が訪れる景勝地となっています。

上杉神社

明治9年、上杉謙信、上杉鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建立。国に尽力した人物を祀る神社に指定され、このとき祭神は謙信のみとなり、鷹山は摂社に祀られ松岬神社となりました。

大正8年に起こった米沢大火で類焼、ほとんどの建物が焼け落ちてしまったが、その後国からの援助金や米沢市民の労働奉仕などにより、大正12年、現在の神社が完成しました。

設計は米沢出身で、神社建築の第一人者伊東忠太博士。上杉神社は今でも米沢市民の心の支えとなっていて、初詣やお宮参り、結婚式や安全祈願など、四季を問わず多くの市民が訪れています。

稽照殿(けいしょうでん)

上杉神社の宝物殿として刀や甲冑、絵画など約300点が収蔵展示されています。中には国の重要文化財に指定されているものも多々あり、歴史ファンには必見です。

直江兼続が所用していたといわれている「金小札浅葱糸威二枚胴具足」、いわゆる「愛」の前立の甲冑が展示されています。

他にも、上杉謙信が所用した鎧の中でも逸品といわれる「色々威腹巻(重要文化財)」や、上杉景勝が所用した「紫糸威伊予札五枚胴具足(日輪の前立て)(県指定文化財)」など、上杉家由来の数多くの宝物を見る事ができます。

上杉家御廟所

山形県米沢市にあります米澤藩主上杉家廟所は、家祖である上杉謙信公の御遺骸がある墓所です。

廟所内は、杉木立の中に歴代藩主の廟が整然と立ち並んでおり、森厳とした雰囲気に満ちています。

米澤藩主上杉家廟所は、市民からは、墓所を御廟、廟所、御廟所、御霊屋(おたまや)と呼ばれ、敬い親しまれています。

また、廟所近隣は、住所にも「御廟」という地名が使われています。歴史の面影が感じられる上杉家ゆかりの史跡めぐり、米沢の観光名所めぐり等、米沢にお越しの際は、米澤藩主上杉家廟所へぜひお立ち寄り下さい。

山寺「宝珠山・立石寺」

山寺の別称をもつ立石寺(りっしゃくじ)、正式には「宝珠山阿所川院立石寺」と称します。

平安時代の初め貞観2年(860年)第56代清和天皇の勅願によって慈覚大師円仁が開山。天台宗に属するお寺ですが、広くこの地方の宗派を越え、信仰を集めています。

境内は52万坪にも及ぶ広大な敷地を持ち、奥の院まで1015段もの石段が続く。途中、納経堂、開山堂などがあり、とくに五大堂からの景色は見事です。

「入山料大人:300円 駐車場周辺有:500円」

※東北4寺回廊は、松尾芭蕉が「奥の細道」で巡拝した寺。

岩手県平泉「中尊寺」、「毛越寺」、宮城県松島の 「瑞巌寺」、山寺「立石寺」。

エメラルドグリーンの蔵王のお釜

蔵王エコーラインを走ると地蔵滝と三階滝を遠望出来ます。

蔵王観光のスポットは、蔵王ハイラインを経由して苅田岳の頂上駐車上へ(標高1.758m)頂上から見る、お釜の湖水はエメラルドグリーンに光り輝き、太陽の光線で湖面が様々な色に変わるため、五色沼とも呼ばれています。

また荒々しい火口壁に囲まれており、神秘的な美しさをかもし出していました。

所在地:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内

駒草平 (コマクサダイラ)

高山植物の宝庫として知られる蔵王。駒草平では溶岩礫の荒地のところどころに「高山植物の女王」コマクサの群生がみられます。

7月下旬~8月上旬に、ピンク色の小さく可憐な花が咲きます。

所在地:宮城県刈田郡蔵王町倉石岳国有林内

三階の滝

蔵王の澄川には不動滝、三階の滝、地蔵滝があり蔵王エコーライン上にある滝見台から不動滝と三階の滝を二つの滝を一箇所で見れます。

三階の滝は、「高さ181m、幅7m、滝つぼ12m」で滝見台から左手に見え、ブナやカツラの林の中を三段になって落ちる名滝で、三段に滝が落下することから三階の滝と名付けられ、日本滝100選に選ばれています。

いずれも、紅葉時期(10月中旬)頃が見頃です。

所在地:宮城県刈田郡蔵王町(蔵王エコーライン間)

最上川芭蕉ライン

最上川の流れに身をまかせ、船上からの景色を楽しむ、最上峡芭蕉ライン舟下り。

雄大な自然の中を船頭の舟唄を聞きながらゆっくりと下る舟下りは、四季を通じていつでも楽しめます。

出羽三山神社

1.400年以上前(推古元年593)、第32代崇峻天皇の第一皇子・蜂子皇子によって開かれたのが出羽三山の始まりです。

羽黒山・月山・湯殿山から成り、それぞれの祭神を祀っています。

月山・湯殿山は雪深い山頂や渓谷にあり、通年の参拝や祭祀が困難なため、羽黒山頂に三山の神々を合祀しました。

参道を入ると2,446段の石段が続き、一の坂、二の坂、三の坂と急坂からなります。荘厳な杉並木は即ち神々に至る道なのです。

五重塔

羽黒山五重塔は西暦931年から939年の承平年中、平将門創建と伝えられ、昭和41年国宝に指定されています。

高さ29.4m、杉材による三間五層の素木作り、屋根は杉板厚さ2.4ミリの木羽を重ね合わせた杮葺きです。

その後幾度も修復され、中世には庄内地方を治めていた武藤政氏が、1372年から1374年の文中年間に再興したと伝え、現在の塔は建築様式からこの時のものと云われています。

羽黒山三神合祭殿

1.400年以上前(推古元年593)、第32代崇峻天皇の第一皇子・蜂子皇子によって開かれたのが出羽三山の始まりです。

羽黒山・月山・湯殿山から成り、それぞれの祭神を祀っています。

月山・湯殿山は雪深い山頂や渓谷にあり、通年の参拝や祭祀が困難なため、羽黒山頂に三山の神々を合祀しました。

参道を入ると2,446段の石段が続き、一の坂、二の坂、三の坂と急坂からなります。荘厳な杉並木は即ち神々に至る道なのです。

酒田市観光

全国で有数の米どころで知られ、庄内地方の中核的存在の都市「酒田市」、最上川河口の酒田港を中心に栄えてきました。

江戸時代に河村瑞賢が西廻り航路(酒田港から下関、瀬戸内、紀州沖を経て江戸に向かう航路)の整備という画期的な事業を成し遂げ、そのことがもたらした繁栄の面影が今も随所に見られます。

米どころ庄内のシンボル「山居倉庫」

米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、白壁、土蔵づくり9棟からなる山居倉庫の米の収容能力は10,800トン。

夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫として、現在も現役の農業倉庫です。

樹齢150年以上のケヤキ36本の連なるケヤキ並木の色合いは、季節とともに変わり見る人を魅了する。

酒井市「日和山公園」

日本海に沈む夕陽が旅情をかきたてる日和山公園は、桜の名所でもあり、毎年4月中旬には酒田日和山桜まつりが開催されます。

ソメイヨシノなど約400本の桜が咲き誇り、夜はボンボリでのライトアップも行われ、園内には日本最古級の木造六角灯台や方角石、往時活躍した千石船(1/2で再現)などがあり、港町の風情を醸し出しています。

また、園内の全長1.2kmにわたる散歩道には、29基の文学碑が建てられ、江戸時代から昭和にかけて酒田を訪れた文人墨客を紹介しています。

かみのやま温泉

開湯560年余りの歴史を誇る「かみのやま温泉」。

上山は会津の東山、庄内の湯野浜と並び、「奥羽三楽郷」と称えられる温泉地です。

古くは上山城の城下町として、また羽州街道の宿場町として栄えたこの地は、城下町の風情が今もなお息づく温泉地です。

地区ごとに、湯町、十日町、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶など多くの温泉があり、総称して「かみのやま温泉」と呼んでいます。おおむね塩化物泉(ナトリウム塩化物・硫酸塩泉)で神経痛・創傷・皮膚病等に効能があると言われています。

また、蔵王連峰など四方を山に囲まれたこの地は、豊かな土壌と長い日照時間、昼夜の寒暖差に恵まれ、日本有数のワイン用ブドウの産地でもあります。

泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(含石膏ー食塩泉)(低張性弱アルカリ性高温泉)

効能:美肌、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、婦人病、冷え性、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、病後回復期、疲労回復、健康増進など。

肘折温泉

約1200年前の平城天皇の時代に発見された後、第100代後小松天皇時代の明徳2年に温泉場として開業したといわれている古湯。

縁起書には、「昔、源翁という老人が山中で道に迷っていると、後光きらめく老僧に出会った」というような一節が記載されています。

この老僧が、折った肘をいで湯で治したと源翁に語り、世に湯の効能を伝えるよう言い渡したと言われています。

これが温泉名「肘折」の由来ともいわれ、骨折や傷、疲労回復などに優れた効能を発揮します。

泉質:炭酸水素塩泉、塩化物泉。効能:神経痛、リウマチ、筋肉痛、肩こり、腰痛、関節痛、疲労、婦人病、胃腸病、冷え性、動脈硬化、皮膚病、糖尿病、美肌

天童温泉

天童温泉は、山形県のほぼ中央に位置する立地条件と交通移動手段にも恵まれ、県内周遊観光の宿泊基地として発展してきました。

温泉街には三つの足湯も整備され、舞鶴山や市内に点在する施設めぐりなどとともに、のんびりとまち歩きが楽しめます。

天童市は、将棋の駒の生産が全国の95%を占めることで有名です。さくらんぼをはじめ、ぶどうやりんごなどのフルーツ狩りや陶芸体験、そば打ち体験なども楽しめます。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉

効能:動脈硬化症・きりきず・やけど・慢性皮膚症・神経痛・関節痛冷え性・慢性消化器症・疲労回復など

湯田川温泉

標高458mの金峯山の麓にあり、木造旅館が建ち並ぶ風情ある温泉地です。

お湯は体内に酸素を取り込んで脳のアルファ波を引き出すと言われる硫酸イオンを含み、心身共にリラックスできます。

梅林公園や、樹木園、岩清水八幡宮など自然を満喫できるスポットもいっぱいです。

さくらんぼ

山形県は「さくらんぼ」生産量日本一で、国産の75%が山形県産です。高級品種の佐藤錦発祥地だけあり、味も絶品です。(佐藤錦の旬は、6月中旬から7月上旬までになります。)

また、山形の秋の風物詩「芋煮」は、「さといも」「ねぎ」「きのこ」「ごぼう」「牛肉」など山形の旬の具材がギッシリとならぶ秋の鍋です。県内各地域の河原で芋煮会が行われ、県民皆が絆を深め合う場となっています。

さらに、山形県南に位置する城下町「米沢」を訪れたら、絶対にハズせないのが米沢牛です。すき焼きやしゃぶしゃぶで味わう専門店や、コロッケや串焼きなどでお手軽に味わえるお店が点在しています。

まとめ

山形県は、都道府県別の1人あたりのラーメン消費量、そしてラーメン支出金額がともに全国1位というラーメン王国です。

温泉地や観光、グルメなど多くの魅力ある山形県を旅行先にいかがでしょうか。

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